不動産屋の24時間営業も可能にするデジタルサイネージの導入プロセス紹介!

不動産屋 24時間営業 デジタルサイネージ 導入 方法
デジタルサイネージ(電子看板)が用いられる業界・業種は多岐にわたります。

例えば、不動産屋において、顧客を獲得するための新たなPR方法として、デジタルサイネージが注目されるようになりました。

不動産屋というと、チラシばかり貼ってあり、陰鬱なイメージを持たれてしまいがちです。
そこに窓ガラスにタッチパネルを取り付けることで、ワンタッチでの不動産物件情報検索が可能となり、映像も流れて切り替わることは顧客にとって画期的と言えます。
物件情報を手軽に自分の好きなように検索できて、顧客にスタイリッシュな印象を与え、特に若者の目を引くようになるでしょう。

これは、物件を購入する顧客だけでなく、不動産屋へ物件を登録する大家さんにも共通します。
大家さんも所有する物件の空室を作らないために、効果的な宣伝をしてくれる不動産屋に登録しようとします。

そこで気になるのが、実際に店舗に導入するにはどうすれば良いかということではないでしょうか。
店舗の窓ガラスに、デジタルサイネージを設置するプロセスを見てみましょう。

加えて、とりつけた後にできることも取り上げていきます。

 

ディスプレイ設置の3つの手順とポイント

不動産屋 24時間営業 デジタルサイネージ 導入 プロセス

デジタルサイネージの取り付けは技術が求められ、材料も多く必要なので、自社だけで行うのは難しいと言えます。

特に、物件情報をタッチパネルで検索しやすくするレイアウトやシステムを、一から作るのは大変ですが、外部に委託することでスムーズに進められます。

ここでは、外部委託して設置する際の手順やポイントについてまとめます。
ここでは具体例として、不動産屋での導入・設置事例を取り上げます。
なお、ディスプレイなどのハードウェア(機械そのもの)がすでに手元にある場合は、ソフトウェア(不動産情報を掲載するシステムなど)のみの注文も可能ですが、ディスプレイによっては、タッチで反応しない場合や、映像が鮮明でなくなってしまう可能性があるので気をつけましょう。

また、ディスプレイやセットトップボックス(STB、チューナー)、その他の什器は購入ではなく、数年間のリース契約とすることも可能です。

1.設置場所の確認や方法の協議

デジタルサイネージを設置しようと決めた時に、まずするべきことは、委託先を見つけて、その業者に自分たちの要望を伝えることです。
業者が店舗へ出向いてヒアリングをして、店舗に最適なサイネージシステムの分析を行います。
その結果をもとに、ディスプレイの形態や機能が提案されるでしょう。

その後、ディスプレイや設置する位置などのレイアウトを確認して、設置方法も決めます。
具体的な方法はこの後説明しますが、基本的にはディスプレイにシートを貼ったものを店内の窓ガラスへ取り付けます。
この方法ならば、タッチパネルが店内にあるため、盗難されるというような心配も無用となります。

2.ポール・タッチパネルシート・ディスプレイの設置

大まかな設計が決まったら、モニターを店内の窓ガラスに取り付けるために、店内側ガラスにタッチパネルシートを張り付けます。

このシールのようなものが、お店の外側の窓ガラスから画面を触った時に反応させる役割を担っています。

このシートは静電容量方式と呼ばれるものになっていて、指などで外側のガラスをタッチすることで、シートを通して内側にあるディスプレイを直接触ったように反応します。
なお、シールを通して画面をタッチする構造となっているため、爪や電気信号のないタッチペンでは反応がありません。

窓ガラスが厚いものや強度の高い網目ガラスでは、シートを取り付けてタッチしても反応しない場合があります。
そのため、デジタルサイネージ導入のために、店舗によっては窓ガラスを薄いものに変えるというケースも見受けられます。

続いて、ディスプレイを取り付けるために、長めのポールスタンドを縦に二本立てます。
二本のポールをもとに、顧客が見やすい高さにディスプレイを調整して、内側の窓ガラスに接触した状態で固定します。

ここで注意する点は、ポールスタンドを立てる際には床に穴をあける場合があるということです。
自社の保有する建物ではない場合、床へ穴を開けられないこともあるので気をつけましょう。

3.システムの起動と動作確認

窓ガラスへの取り付けが完了したら、実際にタッチ操作をすることで動作チェックを行います。
実際に使ってみた感触や外側からの見栄えなどを業者とともに確認して、修正が必要であればタッチパネルの接触や高さを調整します。

 

タッチパネルの取り付けから運用まで

不動産屋 24時間営業 デジタルサイネージ 設置 運用

ディスプレイの設置が終わったら、パソコンに同期するためのチューナーやケーブルを保護します。
ディスプレイの内容変更など、取り付け後に店で行う操作は、WiMAXなどを通じたモバイル通信でインターネット上から行うことができます。

インターネット上で操作可能にすることで、デジタルサイネージの取り付けや操作に必要な動作が少なくなることや、複数店舗でサイネージを利用する場合にデータを一元管理できるという利点があります。

それでも、管理を行うためのSTB(チューナー)やケーブルを設置する必要があります。

これらは精密機器であるため、衝突などで故障してしまうことがないように安全な場所に置いておきましょう。
チューナーの上に物を置くと、放熱ができなくなって故障の原因となる恐れがあります。

また、STBはディスプレイを24時間表示させるために常時点灯しているので、ケーブルなどが抜けてしまわないように、防塵ケースに入れる・テープで床や壁に張り付ける等しておく必要があります。

これで、設置作業が完了となります。
導入作業はだいたい2~3時間で終了します。

そして、設置後はその日からサイネージディスプレイの運用が可能となります。

利用していて、上手く動作しないなどのトラブルがあった場合は、業者に問い合わせて対応してもらいましょう。
元々ソフトウェアに含まれているもの以外で、独自のテンプレートを希望する場合なども相談してみましょう。

 

デジタルサイネージで24時間営業へ!

不動産屋 24時間営業 デジタルサイネージ 導入 運用

デジタルサイネージのようなインフォメーションボードを設置することで、不動産屋にとってまず感じられる利点は、店舗の外観にディスプレイがあるだけで他の不動産屋よりも目立つことです。

不動産仲介の店舗では、通行人に対しては、主に看板やチラシ、店舗外装の窓へ貼りつけたビラによって宣伝を行います。

普段、駅の周辺や街を歩いていても、ビラがたくさん貼ってあるだけの店舗は、視界に入ってきてもそれを風景のように感じて、注意を向けずに素通りすることが多いのではないでしょうか。

「顧客の視界に入ってから興味を持ってもらい、詳しく見てもらう」、ここまでできて初めて、宣伝の意味があると言えます。

不動産仲介業では様々な集客方法がありますが、デジタルサイネージはインパクトや使い勝手による効果が大きいと言えるでしょう。

加えて、不動産屋の多くは10時~20時くらいの時間帯で営業しており、水曜日などに定休日を設けています。

それ以外の時間帯ではお店が開いておらず、顧客が店内に入ることはできません。
歩行者が通りかかっても、夜間の暗い状態では日中よりもさらに目に留まる可能性は低くなるでしょう。

例えば、仕事帰りに引っ越しなどを考えてちょっと物件を探してみようと不動産屋へ行っても、お店が開いていなければ詳しく調べることはできません。

そういった意味で、デジタルサイネージは24時間稼動可能なので、深夜に通りかかっても、タッチパネルを利用して物件情報を調べることができます。

店内に人がいなくても、お客様が店舗で好きなように物件を調べられるということは、実質的に店舗が24時間開いている状態と言えますし、本当に店舗を24時間開店状態にするよりもコストを削減することができます。

他にも、「ちょっと時間は空いているけど、店内に入ると声を掛けられて時間がかかってしまうかもしれない」という風に思って敬遠していた通行人も、タッチパネルなら気軽に利用できるでしょう。

調べた情報はQRコードでの読み取りやメールでの送信も可能なので、閉店時でも顧客がディスプレイで調べた後、来店までつなげることができます。

 

まとめ

今回は不動産仲介会社の経営におけるデジタルサイネージのメリットと、実際に店舗に取り付けるための方法をご紹介しました。
利用方法や業態によって一概には言うことができませんが、大型のディスプレイを導入する場合は今回のような取り付け方になることが多いでしょう。

具体的な取り付け方は委託先との相談によって決まりますが、店舗状況確認→ハードウェアの設置→チューナー等の保護→運用開始という大まかな流れは押さえておくと良いでしょう。

設置することで、すぐにPR効果が得られるものなので、ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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