今こそ知りたい!サイネージコンテンツをCMSにするべき8つの理由!

最近はデジタルサイネージを見ない日がないと言えるほど、多くの店舗や地域でデジタルサイネージが導入されています。
2020年の東京オリンピック開催も迫り、ますますその役割が大きくなるデジタルサイネージですが、CMS(コンテンツ・マネージメント・システム)を導入して、コンテンツの内容や配信時間を工夫することで、宣伝効果を上げられることはご存知でしょうか?
今回は、デジタルサイネージに向いているコンテンツの種類と効果、そしてコンテンツにCMSを導入する8つのメリットについて、詳しく解説していきます。

 

コンテンツの種類とコンテンツ決定のポイント

せっかくデジタルサイネージのコンテンツを作ったのに、なかなか効果が出ないなんてことはありませんか?

集客を目的とした場合、デジタルサイネージの設置場所や配信時間、表示方法も重要ですが、それ以上にコンテンツを充実させなければ意味がありません。いくら人の往来が多いところに設置したとしても、注目されないコンテンツでは集客にはつながらないからです。設置場所や配信時間、表示方法をあれこれ変えても効果がないのであれば、コンテンツの中身を見直してみましょう。

デジタルサイネージで配信するコンテンツには大きく4つの種類があります。

①固定コンテンツ

②リアルタイムコンテンツ

③Webコンテンツ

④インタラクティブコンテンツ

それぞれのコンテンツの特徴については、後ほど詳しく見ていきますが、どのコンテンツであっても、サイネージを設置する目的をよく考え、どのような用途に使うのかをしっかりと決めることが大切です。やみくもに制作しても、期待通りの効果は得られません。最も重要なことは、ターゲットの目線に立ってコンテンツを制作するということです。

また、デジタルサイネージは情報提供の更新に手間がかからず、多くの人に一斉に情報伝達が可能です。そのため、いろいろ伝えようとして、コンテンツの情報量が増えたり、コンテンツの内容が複雑になったりすることがあります。これもまた、効果が得られない原因のひとつになりますので、誰でもわかりやすいコンテンツを制作することを心がける必要があります。

それでは、デジタルサイネージで使用される4つのコンテンツの特徴を見てみましょう。

 

固定コンテンツ


ホテルなどのロビーでの館内案内や、イベント情報など、固定された情報を繰り返し表示します。静止画や動画、音声などがあります。

主な設置場所:ホテル、飲食店、会社ロビー など

<メリット>

低予算で、比較的簡単にコンテンツを制作できる
・データ容量が少なく、配信がスムーズ

<デメリット>

・同じ情報が繰り返されるので、飽きられる可能性が高い

 

②リアルタイムコンテンツ

天気予報や災害・交通情報、株価など、リアルタイムに変化する情報を提供します。テロップのようにテキストだけの場合や、地図やグラフによる表示などがあります。

主な設置場所:駅構内、空港、銀行 など

<メリット>

リアルタイムな情報なので、注目度が高い
・一斉に情報を配信できる

<デメリット>

最新情報にアクセスするために、ネット環境が必須
情報元に情報提供可否の権利を確認する必要がある

 

③Webコンテンツ

デジタルサイネージ
Webブラウザと同じ情報を表示し、常に最新の情報を配信します。キャンペーン企画や、イベント情報などの配信に用いられることが多いです。

主な設置場所:小売店、飲食店など

<メリット>

・Webページと同じ情報を表示することができる
・静止画だけでなく、動画やアニメーションなどを組み合わせることが可能
・手元のPCで更新することで、すべての端末に最新データが更新される

<デメリット>

・情報の更新に、Webの専門知識が必要
・ネット環境のため、通信が途切れると表示画面が消えてしまう

 

④インタラクティブコンテンツ

タッチパネルなど、ユーザーの操作によって必要な情報を表示します。ロケーション情報を表示したり、センサーやライブカメラと連動したコンテンツを表示したり、ユーザーの興味を高めやすいコンテンツです。

主な設置場所:イベント会場、商業施設など

<メリット>

・コンテンツごとにタッチログが収集できるので、マーケティング情報に活用できる
・一方的な情報配信ではなく、ユーザーが欲しい情報を的確に提供することが可能
・ユーザーの操作に合わせて、ユーザーを誘導するプロモーションが可能

<デメリット>

・データが複雑になり、制作にコストがかかる
・タッチパネルなど、専用ディスプレイが必要

 

誰でも簡単に操作できる!CMSとは何か?

デジタルサイネージでは、さまざまなコンテンツを配信することができますが、このコンテンツの管理や更新を手作業で行おうとすると、とても大変な作業になります。そこで登場するのが、CMSです。

CMSとはContent Management Systemの略で、日本語ではコンテンツ管理システムと呼ばれます。Webページの修正や更新を、Webの専門知識がなくても簡単にできるようにするソフトウェアのことです。このソフトウェアをデジタルサイネージのコンテンツ配信に導入することで、デジタルサイネージのコンテンツも、誰でも簡単に修正、更新できるようになります。これまで専門技術者に依頼していた作業を、誰でも簡単にできるようになるので、それだけでも大きなメリットですが、CMSのメリットはこれだけではありません。デジタルサイネージのコンテンツ運用に欠かせない存在になった、CMSのメリットを見ていきましょう。

 

コンテンツをCMSにする8つの理由

デジタルサイネージのコンテンツ配信にCMSを導入するメリットは、8つあります。

①誰でも簡単に操作可能

専門知識がなくても、画像やテキストなどの情報を入力することで、簡単に修正・更新することができます。これまで専門技術者や外部制作者に依頼していた作業が、自社の担当者でできるようになります。

②スピード化・コスト削減

更新の度に、要件をまとめたり、費用が発生したりすることはありません。また、コンテンツの更新はリアルタイムで反映されるので、好きな時に何度でも更新することができます。

③時間や季節に合わせたコンテンツを配信

終日同じ情報を繰り返し配信したり、シーズン外れの情報を配信したりしては、せっかくデジタルサイネージを利用しても、期待通りの効果を得ることができません。タイマー機能を使って、予め配信スケジュールを作成しておけば、適切な時間・時期に、配信したいコンテンツを自動で表示することが可能です。

④遠隔操作が可能

コンテンツを更新する度に、ディスプレイの設置現場に足を運ぶ必要はありません。日本全国に設置された複数のディスプレイを、一括で管理できます。さらに、エリアごとに配信コンテンツを変える設定も可能です。

⑤権限設定やログ管理が可能

情報を更新するメンバーと、公開権限を持つメンバーを設けることで、運用フローを確立し、誤った内容を配信することを避けられます。また、ログ管理ができるので、複数人で作業しても安心です。過去のコンテンツを簡単に復元することもできます。

⑥外部コンテンツの配信が可能

自社のコンテンツだけでなく、天気予報やニュースなど、外部情報を組み込んで配信することが可能です。コンテンツのバラエティが富み、ユーザーの関心を引きやすくなります。

⑦広告収益増

自社のコンテンツを配信しない時間帯に、他社のコンテンツや情報を配信することで広告収益を得ることが可能です。また、これまではポスター1枚しか掲示できなかったスペースにデジタルサイネージを導入することで、多種多様な広告を時間を選んで配信することが可能となり、広告収益の増加も見込まれます。

⑧大画面でマルチディスプレイ

CMSを導入することで、マルチディスプレイも簡単に操作できます。大画面に、複数のコンテンツを表示し、圧倒的な存在感を演出することができます。

 

CMS導入は必要?不必要?

CMSを導入するメリットは、今後もさらに大きくなると予想されます。特に、更新頻度が多い情報を配信したり、複数個所のディスプレイを設置したり、注目度が高い場所にディスプレイを設置した場合、CMSの価値を最大限に活用できます。

また、2020年の東京オリンピック開催を控え、総務省は「2020年に向けた社会全体のICT化推進に関する懇談会」を開催しており、「デジタルサイネージ標準システム相互運用ガイドライン2.0版」を公開していますが、その中で、今後デジタルサイネージに求められる機能として、以下の3つを挙げています。

①情報の一斉配信
オリンピック情報だけでなく、災害や緊急情報などを公共の場に設置されたデジタルサイネージに配信し、重要な情報を一斉に広く配信する機能

②パーソナル端末との連携
デジタルサイネージで配信している情報を、スマートフォンなど個人の端末と連携する機能

③個人属性に応じた情報提供
言語や食習慣、生活習慣などの個人属性に応じ、きめ細かく情報を提供する機能

ここから分かるように、多くの訪日外国人を迎えるにあたり、今後デジタルサイネージの役割がさらに大きくなり、CMSから期待できるメリットもさらに大きくなることは間違いないでしょう。

とはいえ、前述した通り、デジタルサイネージのコンテンツ配信において最も大切なことは、ターゲットの目線に立ってコンテンツを制作することです。CMSで様々な情報が配信できるようになったからといって、ユーザーに不要な情報を配信してしまっては、効果が落ちるだけです。CMSを導入するか否かは、CMSの「初期構築費用」と併せて、最初の段階でコンテンツの目的や用途を洗い出した上で検討する必要があります。

 

まとめ

以上、サイネージのコンテンツとともに、CMS導入がもたらす8つのメリットについて、ご紹介しました。
CMSのメリットをまとめると、CMSを活用すれば、ターゲットの属性、時間やエリアを特定することで、これまでの広告手法ではリーチできなかった層にアプローチできるようになると言えます。

情報取得がより容易になり、かつ個人の属性に応じて情報が提供されるようになることは、ユーザーにとってはメリットの増加を意味します。一方で、コンテンツ配信側にとっては、これまで以上に目的を明確にしてコンテンツを配信していかなければ、ターゲットの興味を引きづらくなるとも言えます。

前述のように、実際にCMSを導入するか否かの最終決定は、費用対効果で考えなければなりません。しかし、こうした情報発信のトレンドや、近年のサイネージ市場の急成長をふまえれば、今こそCMSを必要投資と考えるのが賢明なのかもしれません。

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