デジタルサイネージを利用するならクラウド型?オンプレミス型?それぞれのメリット・デメリットと選び方を徹底解説!

デジタルサイネージの導入で迷っていませんか?デジタルサイネージにはクラウド型とオンプレミス型があると聞いたことはあるけれど、どちらを選ぶべきか悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。
この記事では、デジタルサイネージのクラウド型・オンプレミス型の特徴と、導入形態を決定する際の3つのポイントを解説していきます

1.デジタルサイネージにおけるクラウド型・オンプレミス型とは?

まず、デジタルサイネージのクラウド型・オンプレミス型の特徴です。

1-1.クラウド型

デジタルサイネージにおけるクラウド型とは、クラウドサーバーを通してディスプレイやプロジェクターに、動画や文字を配信するサービスのことを言います。クラウドサーバーを利用するのでインターネット環境が必要になりますが、遠隔の複数拠点に簡単に動画や文字を配信できる利点があります。

メリット

クラウド型のメリットは、クラウドサーバーを通してサービスの提供が行われるため、比較的時間やお金をかけずに導入をすることが可能な点にあります。
カスタマイズの自由度は低いものの、初期費用が安く、複数拠点に素早くコンテンツを届けることができるのです。
配信がクラウドサーバー上を通して行われるため、サーバーのトラブルに対してはサーバー提供側が対応をしてくれます。そのため、障害の解決も早ければ、管理を行う手間もかかりません。
また、スマホなど別端末からデジタルサイネージにアクセスすることができるので、更新がしやすいという利点もあります。
管理システムが自動でアップデートされるので、常に最新の機能を取り入れることも可能です。データの自動バックアップもしてくれるので、データ管理においても安心だと言えるでしょう。

デメリット

クラウド型のデメリットには、インターネット環境が無いと使用できない点が挙げられます。
社内セキュリティの都合等でデジタルサイネージ用のインターネット環境が用意できない場合はクラウド型を利用できないため、オンプレミス型をおすすめします。
また、クラウド型では、顧客自身の問題ではない障害に巻き込まれ、サービスが停止してしまう可能性があります。そのため、サービス提供側の品質レベルをよく確認した方が良いでしょう。
他にも、カスタマイズの自由度がオンプレミス型に比べて低くなる点、料金体系が月額制となるため、導入の際には月単位・年単位でのコストの計算が不可欠な点に注意が必要です。

1-2.オンプレミス型

次に、オンプレミス型の特徴です。デジタルサイネージにおけるオンプレミス型とは、組織内のイントラネットや無線LANを通して動画や文字を配信するサービスのことを言います。配信を行うために、自社内に専用サーバーを設置する必要が生じます。

メリット

オンプレミス型には、インターネット環境がなくても配信を行うことができる利点があります。
そのため、独自カスタマイズの自由度も高く、組織内でより運用しやすいシステムの構築が可能です。
オンプレミス型ではサーバー管理が必要になりますが、その分自社でデータの管理や保守を行うことが可能なため、ネットワークを通したセキュリティへの不安を取り除くことができます。

デメリット

オンプレミス型のデメリットには、専用のサーバーが必要になるため初期費用が高い点にあります。
多拠点配信も可能なものの、導入には時間や手間がかかります。
また、サーバーへの障害が起きた際も専用のサーバーに対して自社で確認を行う必要があるため、管理会社が障害対応を行うクラウドに比べ、よりトラブル解消に時間がかかる可能性も高くなるのです。自社内にサーバーの維持・管理のための管理体制が必要なこと・維持費用が必要な点もデメリットと言えます。

2.クラウド型とオンプレミス型のどちらを選ぶ?

ここまでクラウド型・オンプレミス型のメリットとデメリットを紹介してきましたが、あなたの会社や組織ではどちらを選択する方がメリットは大きいのでしょうか?ここでは最適な選択をするためのポイントを紹介していきます。

2-1.単拠点か、複数拠点か

まず、クラウド型・オンプレミス型を選択する上で考慮したいポイントは、単拠点に配信を行うのか・複数の拠点に配信を行うのかという点です。

単拠点

単拠点に配信を行うなら、オンプレミス型がおすすめです。専用のサーバーを通して配信を行うため、独自でカスタマイズしたコンテンツをダイレクトに届けることができます。単拠点であれば自社でのデータ管理・保守が一括で行えるため、手間にもなりにくいと言えます。

複数拠点

複数拠点に配信を行うなら、クラウド型の方がメリットが大きくなります。クラウド型ならクラウドサーバーを通して配信が行われるため、導入にも時間がかからず、複数の拠点に同時配信をすることができます。管理面においても、オンプレミス型の場合は拠点が増えるほど更に管理が必要になってしまいますが、クラウド型なら拠点が増えたとしても管理に手間がかからないという利点があります。

2-2.インターネット環境

次に考慮したポイントは、インターネット環境があるか否か、インターネットを使用した配信が好ましいかどうかという点です。

インターネット環境あり・使用可能

インターネット環境のある場所への配信なら、クラウド型が優れています。インターネットを通して配信をするため、専用サーバーを用意する必要がなくなります。また、特にインターネットを使用する制限がないのであれば、複数端末からの気軽な配信を可能にするクラウド型を選択すると良いでしょう。その際、単拠点への配信をするのか・複数拠点への配信をするのかは、考慮する必要があります。

インターネット環境なし・使用不可

インターネット環境がない場合には、クラウド型のデジタルサイネージを使用することができません。そのため、必然とオンプレミス型を選ぶ必要があります。また、組織内のみ・ローカルでの配信を行いたい場合にも、オンプレミス型がオススメです。インターネットを経由していないため、外部への情報漏れに注意が必要な内容でも配信することができます。

2-3.独自カスタマイズの必要性

最後に、コンテンツを自由にカスタマイズする必要があるのかという点です。

独自にカスタマイズをするなら

使用する機器やシステム構成等を自由にカスタマイズする必要があるなら、オンプレミス型がオススメです。クラウド型はオンプレミス型に比べてカスタマイズの自由度が低い特徴があるため、独自のシステム構築をするならオンプレミス型が向いていると言えます。

独自のカスタマイズが不要なら

特に独自カスタマイズの必要がないのであれば、クラウド型を選択すると良いでしょう。カスタマイズを自由に行えるということは、システム導入に時間や手間を使うことにも繋がります。そのため、自社の機器やOSが既成のシステムに適合しており、特にカスタマイズの必要が感じられない場合は、管理・導入に比較的手間がかからないクラウド型がオススメです。

まとめ

デジタルサイネージの導入を考えているのであれば、あなたの組織に合う導入形態を選ぶ必要があります。配信する拠点の数・インターネット環境・独自のカスタマイズの3つのポイントを確認することで、最適な選択をすることに繋がります。予算や管理面も考慮しつつ、オンプレミス型・クラウド型それぞれのメリット・デメリットを比較して検討してみることをおすすめします。この記事が最適な選択をするためのサポートになりましたら幸いです。

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