【イメージアップ・観光案内・多言語対応】サイネージのPR事例集Part1

デジタルサイネージ 課題 PR 事例 集客方法

デジタルサイネージは利用目的や使い道に応じてさまざまな活用法に対応します。

これまでの記事では不動産仲介業界を中心にご紹介してきました。
自身の店舗にタッチパネルのディスプレイを取り付けることで、物件情報を一方的に公開するのではなく、通りかかった人が興味のあるものを検索してもらうインタラクティブな形に変えることです。

ところで、他の業界や業種の集客・宣伝の媒体としてどのように使われているかご存知でしょうか。

自身の業界以外の事例は直接的には関係ないためにそれほど注意しなくてもいいと思われるかもしれません。
しかし、他の事例で行われている方法など別の視点からも自分たちの仕事につながるアイデアも浮かんでくることも多々あると思います。
興味を引き付け、情報を見てもらう・知りたいことを検索してもらうという本質は変わりないからです。

そこで、今回は何回かに分けて、デジタルサイネージの利用という切り口でいくつかの事例をピックアップしていきます。

 

“PRとは”何か説明できますか?勘違いしがちな定義や使い方

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本題に入る前に、そもそも「PR」とはどういったものか考えてみましょう。

集客やマーケティングにおいて頻繁に使われる言葉ですが、見落としがちな部分や注意点について解説していきます。

PRは「Public Relations」の略語です。
広報活動と言われることもあり、定義としては「企業体や官庁が、事業内容などの公共的価値を大衆や関係方面によく知ってもらい、その信頼・協力を強めようとする宣伝広告活動。」となります。

つまり、PRを行う側から、商品のターゲットとなる顧客に限らず、様々なステークホルダーへ継続的に良好な関係を築くためのコミュニケーションを行うことなのです。

販売促進の「Promotion」とは異なるので気をつけましょう。
ちなみに、販売促進というのは不動産仲介業を例にすると以下のような戦略などが当てはまります。

  • チラシやビラを配る
  • HPの作成や、Facebook、TwitterのようなSNSのアカウントから情報発信する。
  • 顧客リストからDMを送付する
  • SUUMO、at homeなどの不動産ポータルサイトへの掲載する

これらのような集客方法によるプロモーションもPRの一種ではありますが、必ずしも事業や商品など自分たちがアピールしたいものを知ってもらったことに加えて、信頼性などが強まるとは限りません。

例えば、宣伝のために店舗の前へただ大きな看板を設置するだけならば、道を通る人に存在は認識してもらえるかもしれませんが、大きいものだと障害物となってしまいます。
不動産仲介の店舗へ入ってきた人へ物件をお勧めする場合なども同様に、自分が売りたいものを認知してもらうことはありますが、果たしてそれは顧客が本当に望んでいるものなのでしょうか。

もし顧客のニーズを満たしたものや関心のあるものでなければ、「ただ興味がないものを押し売りされている」と感じられてしまい、関係性は悪化してしまうでしょう。

さらに、マイナス効果は目の前のお客様だけにとどまらない可能性もあります。
販促を行ったお客様が自分の会社や店舗について悪い印象を持ったならば、知人への口コミやSNSへの書き込みなどによってイメージが伝播してしまいます。

逆に、デジタルサイネージを使うことなどによって新たなコミュニケーションや利用関係を築くことが出来た場合は、PRとして効果があったということができるでしょう。

タッチパネル式でサービスを提供するならば、利用する人が使いやすい仕組みになっていることと、見ることやタッチすることにより知りたいと思う情報やコンテンツにアクセスできるようにすることが重要です。

少々極端な例ですが、このように物件などの自社が売りたいものを買ってもらうために宣伝や集客の手段をとるのは大切ですが、最終的に顧客との信頼関係・興味醸成へと繋げていく意識を忘れてはなりません。
せっかく費用を投じて売り上げを伸ばすために施策を行ったのに、上手くコミュニケーションをとることが出来ずにマイナス効果となってしまっては非常にもったいないですから。

 

え、こんなところにも!?ディスプレイ広告の用法

PRについて整理したところで、デジタルサイネージを用いたPR事例という観点で、飲食チェーン店、公共機関などで具体的にどのように活用されているか見ていきましょう。

1.店舗のイメージアップ(飲食店や小売店など)

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こちらはタッチパネル機能ではなく、複数の端末に接続しコンテンツを発信するブロードキャスト型のディスプレイとなります。
飲食店の店頭や小売・量販店の入り口となるスペースにサイネージを設置して、自社の紹介動画などを表示します。

サイネージの用途として主に商品の紹介・宣伝といった何か製品を売るための広告という機能が思いつきやすいかもしれませんが、それだけではありません。

静止画や映像の組み合わせ、商品を使用したレシピや商品の有効活用法など自社や店舗を認知してもらいイメージを良くするために使うことが出来ます。
従来では食品サンプルがよく用いられていますが、季節ごとにサンプルの製品を切り替えるコストやスペースの制約でたくさんの食品見せることができない場合は、デジタルサイネージが重宝するでしょう。

普通のチラシや看板と異なり動画で画面が切り替わることや、ディスプレイが光っていることで他のものよりも視界に入りやすいなど、目に留まって魅力的に感じさせるアイキャッチ効果が高いことも大きな特徴です。
視界に入って認識されることで、きれいな印象などお客様の記憶にも残り、ブランド形成にも繋がります。

店舗などで壁面に液晶画面を取り付けることに加えて、スタンドを自立させて取り付けることも可能なので、場所などの制約条件にとらわれず利用することができるでしょう。
直接的な売上アップ以外にも応用が可能なこと、紙媒体よりも目につきやすい視覚面でのアイキャッチ効果などを考慮すると今までにないPR手法が浮かぶかもしれません。

2.時刻表や周辺地図が早わかり!観光案内板

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最近はインバウンド需要で海外から日本に来る観光客が増加してきました。
観光地やそこへ向かうまでの主要な駅では、外国人の人々が交通手段や周辺地域の店舗情報、イベントなど情報を収集すると思います。

以前は、紙媒体で限られたスペースの中で情報を掲載することや各言語でガイドブックを作成して配るなどされていましたが、より効果的な伝達・案内手段としてデジタルサイネージを用いられるようになりました。
スマートフォンで検索することができればそれほど苦労しないと考えられますが、海外で利用できる携帯機器を持たずに観光する方も一定数います。
インフォメーションボードにタッチ機能が備え付けられることで、その地域のピンポイントの情報を詳しく調べられ、使う人それぞれが知りたいことに対応できるようになります。

とはいえ、高齢者の方々など、紙媒体に慣れ親しんでいる人の中には、紙で持って調べたいという層もいることは事実です。
デジタルサイネージを使う際も既存で使っているものとともに組み合わせながら幅広い層に訴求してみると良いでしょう。

使い勝手の良いサービスであっても一方的に押し付けるのではなく、選択肢がある状況でユーザーにとって最も望ましいと思うものを使ってもらうことで満足度も向上します。
不動産仲介業ならば、営業マンから選りすぐりの情報を提供することと、お客様が自分で物件を検索することの違いなどでしょうか。
いきなりお勧めの物件を紹介されるのでなく、まずは一通り外観を見たい、干渉されたくないと考える人々には好印象となるでしょう。

また、このような案内掲示は、広告媒体としてだけではなく、社会インフラとしての一面も備えています。
自分たちの商品を宣伝するだけでなく、道などを調べるためのツールとして導入することでも人が集まるので、顧客との関係を良好に保ちながら集客にも利用できるでしょう。

3.多言語対応

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観光案内や店舗の紹介動画・映像などに関連して、デジタルサイネージでは表示する言語を日本語に限らず英語、中国語など多言語に対応させることも可能です。

日本国内でも、観光客や、出張で来た外国のビジネスマン、留学生、出稼ぎ労働者・移民の人々のような日本語以外を主要の言語とする人は増加していきます。

日本語を上手く使えない人々にとっては、日本語以外でサービスを利用できるならば、そのような設備がそろっている商品や店を積極的に使いたくなると感じるのではないでしょうか。
言葉の壁を取り除くことも、コミュニケーションの助けとなり、また「Public Relations」の一種なのです。

観光スポットや、外国人観光客からのいわゆる「爆買い」の対象となる店ならば多言語対応は行っていますが、それ以外の病院や不動産などには普及していないでしょう。
このような、「狭い範囲かもしれないが関心が強い人が多い」分野に力を入れることで、ターゲットとなる人には魅力的に映るかもしれません。

広告は当たり障りないように全ての人に向けて打つのでなく、見てもらいたい人に向けて発信することが大事です。
「ペルソナ」と呼ばれる具体的なターゲット像を定めて、そのような特長を持つ典型的なユーザーならば使ってくれるだろうというメリットを押し出す手法はマーケティング・広告の定石です。

このことはコミュニケーションのサポートなどサービス面であっても持っておくべき視点だと言えます。

 

まとめ

PRという概念の整理や不動産に限らない事例はいかがでしたでしょうか?

利用する際に念頭に置くべきポイントとしては、サイネージはあくまで伝達手段にすぎないということです。
用途は数多にありますが、自分がどのようなことを伝えたいのかを考え、それを実現するために最大限に生かしていくことが大切です。

この他にもデジタルサイネージの活用による集客や顧客との結びつきを深める手段は沢山あるので、興味がある方は調べてみてはいかがでしょうか。

今回の記事では3つだけでしたが、当サイトでも他の事例や有効活用法をご紹介していきますのでお楽しみに!

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