【導入事例】メニューのデジタルサイネージ化で社員食堂を快適空間に!

毎日多くの人が利用する社員食堂。特にランチの時間は混雑します。
キッチンのスタッフは、慌ただしい食事の提供の合間に、メニューの売り切れの状況など刻々と変化する情報を、わざわざ入り口まで行って食堂利用者に提示する必要があります。

しかし、タイミングが遅れると食堂利用者とのトラブルになりかねないタスクであると同時に、その手間がしばしば課題となります。デジタルサイネージは、そのような社員食堂ならではの課題を解決するために有効なツールといえます。

今回は、社員食堂にデジタルサイネージを導入することで得られるメリットや、活用方法などをお伝えします。

 

1.紙のメニュー表示はもう古い!

社員食堂や病院内の食堂、大学の学食など、ある程度利用者の属性が限定されている食堂の多くでは、メニューが紙に印刷されて掲示されていたり、日替わりメニューの案内が紙や小さなホワイトボードに手書きで紹介されていたりするのをよく見かけます。
また、食堂の入り口付近に、サンプルとして本物の料理が並べてある場合もよくあります。

しかし、このようにアナログな方法は、次のような課題が生じがちです。

  • 一部の商品の売り切れ時、情報の更新までに時間がかかり、タイムラグが発生してしまう
  • 印刷代がかかる、張り替えに手間がかかる
  • 混雑時、利用者が集中すると見えにくい
  • サンプルにした分、毎日必ず一定の食品ロスが発生してしまう
  • 紙に手書きだと、見栄えがしない
  • 冷めて時間が経ってしまったサンプルの料理が美味しそうに見えない

特に、一番はじめに挙げた、情報にタイムラグが生じることは、利用者の不満に直接繋がりかねない大きなポイントといえます。

例えば社員食堂の場合、約1時間と限られたお昼休憩の間に集中して利用者が訪れます。
食事の提供で手一杯になっているときに、刻々と変化する食事の在庫状況を更新するために、何度も厨房と食堂の入り口を行き来するのは大変な手間がかかります。

また、注文を受けてから「その定食は売り切れています」となるのは、言う側にも言われる側にとっても負担が大きいものです。
お腹を空かせた社員にとって、限られた時間のなかで混雑した食堂の入り口でのメニューの確認をするのはそれだけでもひと仕事です。
さらに、昼食を楽しみにしている社員にとって、食べたい食事が売り切れていることはただでさえストレスになります。情報の更新が間に合わないことによって注文後に売り切れを知ることは、さらなるストレスになり、直接的な満足度の低下になりえるでしょう。

 

2.導入事例とデジタルサイネージならではの活用方法

さきに挙げた課題を解決するのが、デジタルサイネージです。
とある大手企業の社員食堂はとても広く、厨房と食堂の入り口が離れていたため、売り切れが発生した場合、混雑する食堂内を抜けてわざわざ入り口まで行って書き換える必要がありました。

そこで、食堂の入り口に、メニューの提供状況を表示できるデジタルサイネージを設置し、タブレット端末を利用して情報の更新を行うことで、厨房にいながらにしてすぐに売り切れ状況など最新の情報を表示させることが可能になりました。

また、入り口の天井付近にディスプレイを設置し、高解像度でクリアな料理画像を表示させることよって、混雑時におけるメニューの視認性もアップし、料理のサンプルも不要になりました。
さらに、紙の印刷代や手間をカットすることにも成功しました。

デジタルサイネージならではの便利な機能は他にも多くのメリットをもたらします。
メニュー案内をデジタル化し、日替わりメニューやおすすめメニュー、食堂の運営日時等をデジタル表示することにより、社員の興味を引き、利用者数増加が期待できます。
表示させる内容や情報量も自由度が高くなるため、料理ごとのカロリーや塩分量、アレルギー食品の表示など、情報に付加価値をつけることができ、利用者の満足度向上・利便性向上につながります。

ほかにも、多言語対応のデジタルサイネージの場合、例えば5秒程度の短い間隔で、日本語表示と英語表示を切り替えるといった運用が可能です。
外国人も多く在籍しているような企業の社員食堂に適しています。

ディスプレイには、当然ながらメニュー以外の情報を表示させることも可能です。
例えば、社員食堂のメニュー表示が必要のない時間帯には、社内の各種案内を表示させることができます。
大学の学食では、免許合宿の案内など、各種広告を表示させるという運用方法も考えられるでしょう。

 

3.タブレット端末で簡単更新

デジタルサイネージの更新には、iPad等のタブレット端末を活用し、ネットワークを介して更新作業をすることで、スピード感をもった運用が可能になります。

タブレット端末を利用せずともデジタルサイネージへのメニュー等の表示自体は可能ですが、デジタルカメラで料理を撮影後、パソコンに取り込み、コンテンツを作成し、記録メディアに保存し、入り口に設置してあるデジタルサイネージへ出向いて登録あるいは配信…となると、それなりの手間が発生してしまいます。

タブレット端末であれば、内臓しているカメラでの撮影が可能であり、そのまま端末上でコンテンツの作成・更新、デジタルサイネージへの配信ができるため、スマートな運用が可能となります。
また、タッチパネルのため、パソコンに不慣れなスタッフでも直感的に操作することができ、作業するスタッフを限定することがありません。

実際に導入されたシステムの構成要素の説明

  • STB … 基本的にWindowsPCになります。このSTBにメニュー表示システムがインストールされます。また、表示コントローラーとしての機能も持ちます。
  • メニュー表示用ディスプレイ … STBと映像ケーブル(HDMIなど)で接続し、メニュー画面の表示を行います。
  • PC ・・・ 献立表やメニューの写真をシステムに登録するために使用します。
  • タブレット … メニューの「売り切れ」「調理中」「予備メニュー」の切り替え表示を行うためのコントローラーとなります。

 

まとめ

社員食堂などにおけるデジタルサイネージの活用方法についてお伝えしました。
限られた時間帯にスピード感が要求される社員食堂という現場では、リアルタイムに遠隔から情報を更新できるデジタルサイネージが大いに役立つのではないでしょうか。

前の投稿
メーカー系デジタルサイネージ、どこが違うの?導入事例を徹底比較!
次の投稿
屋外サイネージはどう選ぶ?失敗しないコツを紹介!

 

メニュー